私がセラピストになった時は、たまたまセラピストとしての適性に当てはまっていたなーと自分でも思うんですが、適性が何かわからないって方のために、セラピストの条件についてまとめてみます。
接客ができる
男性のお客様は技術力を求める方が多いので、接客がいまいちでも技術が良ければ気にしないって方もいらっしゃるんですが、女性のお客様は接客がちゃんとしていないとハッキリ言ってリピーターにはなってくれません。
せっかくお店の雰囲気でリラックスしていてもセラピストが終始不愛想だったら、「嫌われてるのかな?」と感じてしまって体を預ける気にならないですよね。
受付は別の人だから施術さえしっかりしていればOKだと思っている人もいるかもしれませんが、小さいお店だと受付から会計までセラピストが行う、というところもよくあります。
また施術中にも、痛くないか、アロマの匂いがキツくないか、ヒリヒリするところはないか、などなどお客様とお話しする機会はいくらでもあります。
きちんとした接客を身に付けておくに越したことはないでしょう。
聞き上手である
接客は丁寧でも「コイツ話し聞いてないな?」って感じる人、たまにいますよね。
セラピストはまずカウンセリングでお客様の悩みをお聞きして、効果的な施術につなげなくてはいけません。
きちんとお客様の話に耳を傾け、一緒に悩みを解消するお手伝いをしていきましょう。
向上心がある
研修を受けたからもういいや!と技術を磨くことも知識を蓄えることもしないセラピストは、おそらくすぐに辞めてしまうことでしょう。
たとえば部位ごとの施術を新たに覚えたり、リンパやアロマの知識を身に付けることで、お客様により満足していただける施術を行えるようになるかもしれません。
またセラピスト向けに定期的に講習を行っているサロンでは、セラピストの技術に問題がないか、きちんと向上しているかをチェックすることがあるようです。
昇給にもつながるかもしれないことですし、新しいことを身に付けて、より良い施術ができるようになりたいというやる気はとても大切です。
体力がある
セラピストは全身を使ってお客様に施術を行っていくので、ある程度体力がないとやっていけません。
施術が詰まっている日は体力に自信があった私でもかなりヘトヘトになりました。
セラピストとしてデビューしてしまえば、働いているうちにある程度の体力はついてくるとは思いますが、自信がない場合は自分でも体力作りをした方がいいかもしれません。
フーレ(足での施術)とかあまり力を入れない施術法を身に付けることも対策の一つですが、それでも長時間立ちっぱなしってこともよくあるので、フラついてお客様の体に余計な負担をかけないようにするためにも、体力をつけておきましょう。